湿性タイプのフケについて
こちらは乾燥タイプとは逆で、フケ自体が湿り気を帯びているタイプです。頭皮が乾燥して皮脂不足になっている心配はないのですが、頭皮から出る角質細胞に皮脂が混ざり合うことでフケとなっている状態です。
湿性タイプの大きな特徴として、強いかゆみを伴うことがある点が挙げられます。かゆいからと頭をかいていると、頭皮に傷が付いてしまいトラブルの引き金になってしまうこともあります。
また、脂漏性皮膚炎という疾患が引き起こされている可能性もあるため、症状が強い場合やいつまでも改善されないという場合は皮膚科などで診てもらうことも検討しなければなりません。
基本的には皮脂の過剰分泌が原因になっていますので、シャンプーの時にしっかりと皮脂を落とすといったことが対策となります。
髪に付着しているフケの場合には頭皮から剥がれた角質が髪に付着しているので、ケアとしては髪のケアよりも頭皮ケアをしっかりしていくとよいでしょう。髪のヘアケア用のシャンプーでもアミノ酸系洗浄成分などが使用されているシャンプーを使用して、頭皮の代謝を落とさないようにしていくとよいでしょう。髪のケアで大切なのは、ヘアケア用のシャンプーでも頭皮ケアが行える成分がしっかり配合されているのを選ぶと髪のツヤなどにも効果的です。
もちろん育毛シャンプーでも抜け毛対策として活用するだけでなく、髪のコシなども出やすいので、髪の状態を健やかに保ちやすくなります。