骨盤のゆがみ・内臓下垂と二人目不妊
骨盤のゆがみと内臓下垂は不妊と関係があるのでしょうか?
骨盤のゆがみは大なり小なり誰にでもある事です。効き腕や左右の顔に違いがある様に歪みを完璧に解消出来る事は不可能と言われています。
1人目の赤ちゃんを出産する事で産道が大きく開きます。その際体にも変化があり、骨盤が大きく開きます。出産後はその為骨盤が動きやすい状態になりますが、特に骨盤エクササイズなど運動習慣がない方は、骨盤が開いたまま固まってしまう事に繋がります。
骨盤は、内臓の受け皿としても機能がありますが、骨盤が開く事によって、内臓が下に落ちるようになります。また内臓を支える骨盤底筋群などのインナーマッスルも緩んでしまうのも関係していますが、これが「内臓下垂」と言われています。
内臓下垂の特徴
骨盤が開き、内臓を下から支えるインナーマッスルも緩む事で、内臓を支える事が出来なくなり、内臓が通常の位置より、下にさがってしまいます。内臓は通常の位置にないと発熱量が減る事で、働きが悪くなり、代謝が大きく下がるとも言われています。
内臓は働きが鈍くなると冷たくなってきますので、下に位置する臓器は特に影響が受けやすくなります。子宮や卵巣・膀胱などは骨盤にも近く、上の臓器からつぶされるようになってきますので影響が強いんですね。
内臓下垂の主な影響
- 横隔膜の痙攣(下に引っ張られる為)
- 頻尿
- 低体温
- 便秘・生理痛
- 様々な不定愁訴(腰痛・肩凝りなど)
- 姿勢不良(腰部及び腰より上部の湾曲)
- バストの垂れ(横隔膜と一緒に胸郭も下方に引っ張られる)