下半身の筋力不足
下半身は運動習慣がなくなると筋力が著しく低下すると言われています。下半身は重力との関係や普段座っていたり立っている事が多いですから、心臓に血液を返すのに筋肉の状態が非常に重要になってきます。
その為、下半身の末端部分に冷えを感じる人も多いでしょう。血液循環や冷え性はホルモンバランスを崩す原因にも繋がりますので、適度な運動は必要でしょう。昔から、「足腰が弱い」・「足腰が強い」という言葉がありますが、足の筋力が低下してくると、腰痛になったり、腰が丸くなったりしてきます。最近では特に下半身の筋力が低下してきている傾向にありますが、生活が楽になってきたのと関係があります。
和式トイレがなくなったことで、しゃがんだ状態で体を支える様な座った状態で足腰で体を支える事が少なくなりました。下半身で体の体重を支えるのが苦手になってきています。
その為、腰に不安を感じる機会も多くなってきました。下半身の運動と言えばウォーキングですが、下半身で体重を支える運動ではないので、体を支える下半身の筋力を向上させましょう。
運動を行うとすぐパンパンになってしまい太くなるから止められてしまう事も多いでしょう。パンパンになる理由は、足を使ったため疲労しますが、疲労を回復させるために成長ホルモンが分泌され、疲労している部分に水分が集まってきます。その為に足がパンパンになります。
血液循環が悪く、血液の流れが悪い状態ですと疲労物質も流れにくく、パンパンな状態が続きます。その際はマッサージやストレッチなどで筋肉のこわばりを取ると良いでしょう。
筋肉は使われないと、硬く萎縮して行きますので、パンパンになっているのは筋肉ではありません。運動しながらケアをしていくとより良い効果がでるでしょう。