排卵日が分かるオギノ式の計算方法
排卵日の計算で最も有名なのは、日本だけでなく世界でも利用されている「オギノ式」とよばれる計算方法があります。そもそもオギノ式とは、荻野久作という産婦人科医の先生によって1942年に発表された計算方法で、妊娠しやすい時期と妊娠しにくい時期を計算する方法なので、妊娠の為にも使われる事もありますが、避妊の為に使う場合もあります。
オギノ式では、排卵日を割り出すために、次の生理の予定日から逆算して排卵日を割り出します。生理の予定日からさかのぼって生理開始日の予定日の前日から数え、11日から19日目の9日間が妊娠しやすい時期であると言われています。生理予定日から逆算して行くため非常に分かりにくいと思いますが、次の生理日の12日〜16日前の5日間は妊娠しやすい時期であると言う事です。
次の生理日の12日〜16日前の5日間は妊娠しやすい時期
しかし月経周期に関係がない方法なので、実際には個人間で月経周期が存在します。なので生理予定日がずれたりする事もあるので、正確に計算できない人も存在することは確かです。その為生理周期が不順な方は、基礎体温法や市販チェッカーを使ってみた方が正確に排卵日が分かります。その場合オギノ式の計算は、あくまで目安程度でこのぐらいに排卵日がくるのかな?という程度でとどめておいた方がよいでしょう。