出産と年齢の関係
現在では出産の年齢も晩婚化の影響もあり、高齢化してきていますが、妊娠することは閉経さえしていなければ妊娠は可能です。年齢が若ければ妊娠しやすく、高齢であれば妊娠しにくいと言われてきましたが、現在では、生活習慣が年齢に関わらず妊娠しやすいか・妊娠しにくい人なのか分かれている事が多いのです。
年齢が若くてもストレスや体調不良などによって、妊娠しにくい傾向がありますし、40代の人でも健康面を大切にしている方は逆に妊娠しやすい人も大勢います。なので、体年齢がどれだけ若いのか老化しているのかというのも妊娠するのには必要な項目でしょう。
また最近では、8人に1人は35歳以上の高齢出産されており、医療の進化とともに安全に妊娠・出産してきているのが特徴です。40歳を超えると妊娠できる確率はガクンと減少します。また医療は進化しているのにも関わらず、昔の40歳の人より妊娠の可能性が下がってきているのが特徴です。その背景に、運動不足や生活が楽になってしまっているので下半身の筋力不足にあります。
下半身の筋力不足は年齢よりも生活習慣に関係しているため、年齢で妊娠する可能性が高まるか・下がるのかより、いかに健康的な生活を送っているかが、妊娠するために大事な事でしょう。体年齢ではないですが、血管年齢という物もありますが、年齢20代でも血管年齢が60歳以上という人も増えてきています。血管年齢60歳以上とはガラス管並みの硬さです。また出産する年齢も遅くなってきていますので、健康面の見直しや生活習慣の改善をしてみると良いかもしれません。
出産の平均年齢ですが、初産の平均が2003年には28.6歳になってきており、徐々に初産の平均年齢が30歳に近づいてきています。