排卵に伴う変化と症状
排卵されるまでのメカニズムは、エストロゲンという卵胞ホルモンが分泌され子宮内膜が成長し、妊娠の準備が整ってきます。するとプロゲステロンという黄体ホルモンが分泌され排卵されるのです。排卵は卵巣から卵子が放出される事を排卵とよんでいますが、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが排卵に当たって重要なんですね。
排卵日が近づいてくると、膣内の水分が多くなる事で、透明で柔らかい粘り気のあるおりものが下着に付く場合があります。また、個人差がありますが、2〜3日続き乳白色のあるおりものに変わっていきます。また、唾液にも変化が見られるため、市販のチェッカーを利用すると排卵しているかどうか唾液の状態でわかります。
実際に排卵されるとおりものの粘性が高まり指につけると良く伸びる傾向があるんですね。
そして、透明色であることがほとんどです。排卵することで排卵痛と言われる、腹痛になる事もありますが、これは卵巣の表面が、卵子が排卵される際にやぶける事で痛みを生じる事があります。また痛みのある場所も個人差が大きく、お腹全体が痛くなる人や左右どちらか痛みが出る人もいます。また、卵巣の表面がやぶける事で出血を起こす事もあります。